みなさんこんにちは、税理士の古見です。東京の文京区という所で税理士事務所を開業しております。こちらのブログを平日限定ですが毎日更新しています。
前回、税理士試験勉強において暗記作業にとても苦労をしたというお話をしました。
なぜ試験勉強において暗記作業が必要となるのか。
どんな試験でも多かれ少なかれ暗記作業というものは必要です。
それが税理士試験においては尋常ではないボリュームなんですね。
何しろ本1冊を丸々暗記するくらいの表現でも全然大袈裟ではないくらいなんです。
これは特に昔の試験においては顕著だったそうです。ようするに暗記勝負で多く覚えたもんがちみたいなところがあったようです。
私が受けたときには暗記だけでは勝負できない試験になっていましたがそれでも本1冊を丸々覚えました。
各税法につき1冊ですから税法は3つ受からなければなりませんので3冊分の暗記です。
私は法人税法、相続税法、消費税法をそれぞれ受験しましたがそのうち丸々1冊覚えたのは相続税法、消費税法です。
法人税法は1冊丸々覚えるのはまず無理で、しかも丸暗記では意味がない、太刀打ちができない試験傾向にありましたから法律用語として表現を間違ってはいけない部分のみを丸暗記するような具合でした。
仕事をしながらでしたので休憩時間、移動時間など細切れの時間を使い暗記作業を行なっていました。机に向かってよしこれから暗記しよう、というのはほぼ無かったように思います。
作業はとても大変でしたが、その後条文の解釈の際に役に立ったりしていますので苦労した甲斐があったなと今では思います。