相続税対策した結果

みなさんこんにちは、税理士の古見です。東京の文京区という所で税理士事務所を開業しております。こちらのブログを平日限定ですが毎日更新しています。

相続税対策をやりすぎた結果どうなったかというお話です。

相続税対策は人の数だけパターンがあります。それだけ一筋縄ではいかないものです。

置かれた環境、生い立ち、収入、人生哲学等々が複雑に絡み合うのでまさにその組み合わせは無限にあるといっていいでしょう。

依頼者の意向に沿った形を作り出すのが税理士の仕事の一つでもありますが必要以上に複雑にしてしまうとどうなるでしょうか。

ご本人が十分ご理解いただけないまま事が進む可能性があります。そうなるとそれが良かったかどうか検証するすべが失われてしまう危険がありますね。

また、複雑にしてしまうといざ相続が起きた時に想像以上のコストがかかってしまいかねません。

具体的にはまさに税理士報酬です。税理士報酬は昔は税理士会において定められた規定に則って決められておりました。しかしながらその規定は随分前に廃止され今は自由化されております。

そこで相続税の申告手数料も税理士の側で自由に設定することができるのですが次のように定めている税理士が多いようです。

①基本料金
②追加料金として
(1)相続人が一人増えるごとに ***円
(2)土地の評価 一件     ***円(複雑なものは別途相談)
(3)非上場株式の評価 一件  ***円(同上)
などなど

本来金銭的負担を抑えるための節税対策がその効果を上回るほどの税理士報酬を負担する結果になりかねません。

ですからそのあたりも総合的に判断されたうえで対策を練る必要がありますね。

~今日のひとこと~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
英、仏、独はそれぞれイギリス、フランス、ドイツの略称です。ではアメリカは亜?いえいえ米ですね。うーん不思議です。まあ多分亜だとアジアの亜と被るからなのかなと思いますが、、、
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今週もご覧いただきまして誠にありがとうございました

東京都文京区の税理士です

投稿者: you-furumi

東京都文京区で税理士をしております。お客様に本業に専念していただけるようサポートをすることを使命と考えております。

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