みなさんこんにちは、税理士の古見です。東京の文京区という所で税理士事務所を開業しております。こちらのブログを平日限定ですが毎日更新しています。
今日の日経新聞の記事から。
スタートアップ企業への転職者の平均年収が上場企業の平均より100万円多い。
100万円ですよ!!。すごいですね。スタートアップ企業とは外資系企業を除く創業10年未満の企業のことだそうです。新興企業が競争力を強化しようと専門知識を持った人材を上場企業から高額な報酬で引き抜いている、そういう流れに今なっています。
上場企業などの大企業で専門性を身につけ、より条件のよいところへ移動する、そんな時代がもはや来ています。
以前こちらのブログでお話していたのですが、将来会社は雇ってもらってそこではたらくという場所ではなく高度な専門知識を持った者がそれぞれの専門性を寄せ合って事業を遂行する場所になるだろうと。そうなるとそこでの構成員は一つの会社にとどまらずいい環境を求めて次々と働く場所を変えるでしょう。その会社でしか通用しないスキルはもはや何の役にも立たない。そんなことを申し上げておりましたが、将来どころかもうすでにそんな時代が来ているんですね。
会社は自分のスキルを身につける場所に過ぎない、という割り切り方。
これが本当の働き方改革なんでしょう。