みなさんこんにちは、税理士の古見です。
東京の文京区で税理士事務所を開業しております。
さて、見出しに税務調査がない税理士へ、と謳いましたがこれはどういうことなのでしょうか。
税務調査がないなんてそんな夢のような、と思われた方も多いかと思います。
もちろん税務当局という相手があることですので100%税務調査をなくすというのは不可能だと思いますが、100%を目指すことは可能だということです。
税理士の重要な業務として書面添付制度というのがあります。
書面添付制度というのは何ぞやということですが、簡単に申しますと税理士が依頼者から依頼を受けて作成をした申告書について、その内容に様々な補足説明を付し申告書に添付書類として提出することを言います。
この制度の最大のメリットはこの添付書類を基にして税務当局と調査に入る前に税理士が事前に交渉ができることにあります。そしてその交渉の結果、税務当局が税理士の説明に納得し調査をするまでもないと判断した場合は原則として調査が省略されます。
経営者が事業を遂行する上で恐らく避けては通れない、そして非常にストレスを感じることとなる税務調査が省略される。税理士にとってこれ程の喜びそしてやりがいを感じることはないと思います。
そのような理由からブログの見出しに謳った次第です。もちろんそれは簡単なことではありません。よって、常に勉強をし、納税者に対し公平な目で真剣に向き合うことを怠らないようにしないといけないなあと思っております。