みなさんこんにちは、税理士の古見です。東京の文京区という所で税理士事務所を開業しております。こちらのブログを平日限定ですが毎日更新しています。
今朝のNHKの番組で新日本プロレス社長のハロルド・ジョージ・メイ氏の特集を拝見いたしました。今回はこれに関連したお話です。
私も子供のころは大のプロレスファンでした。本気であれは真剣勝負だと思っていましたから応援する選手が血だらけになろうものなら画面に向かってここでは言えないような罵声を相手選手に浴びせるなどしてテレビの前で大いに盛り上がったものでした。体育の授業の時が走り幅跳びの時はしめたものです。経験のある方ならすぐピンときたのではないでしょうか。そうです。着地用のマットが絶好のプロレスのリングとなるのです。バックドロップ、ドラゴンスープレックス、パイルドライバー、、、
おっとすみません、今日は平日でした。
ニューヨークのマディソンスクエアガーデンでの興行を大成功させたときのお話です。ちなみにマディソンスクエアガーデンは全世界のプロレスの聖地です。
その中で、日本でしていることを変えないでそのまま持って行ったのが受けたのだろうと思う、本物ならどこでも通用するはずだから、とこのようなことをおっしゃってました。この本物という言葉については以前こちらで申し上げたことがありましたので、テレビで拝見した時はとてもうれしかったです。自分の気持ちを代弁してくれていると。
よく海外進出が失敗に終わったなどということを記事で読むことがあります。進出するにあたり現地にあわせて日本でのやり方を変えたらそれがうまくいかなかった、とか、日本でのやり方を変えずにいったらうまくいかなかった、とかですね。結局それらは本物ではなかったのかもしれません。たまたま日本では受けたが本物ではなかったから海外では通用しなかったのでしょうか。逆に本物ならそのまま持って行ってもうまくいくのではないでしょうか。ですからそこでの失敗が自身が行っている事業が本物かどうか見つめなおすいい機会となるような気がします。
本物を追求することは非常に困難を伴います。が、それを見つけた時は無上の喜びとなるでしょう。今日テレビを拝見してあらためて思いました。