みなさんこんにちは、税理士の古見です。東京の文京区という所で税理士事務所を開業しております。こちらのブログを平日限定ですが毎日更新しています。
今週もよろしくお願いいたします。
新元号がいよいよ発表されます(あと30分というところで書いています)。
新しい時代とともに税理士としてお役に立てることも次々と変化していくことでしょう。
自分なりにいくつかの構想がありまして、その一つが中小企業の株式のマーケットを作ることです。マーケットを作る、何と大そうなことをと自分でも思いますが。
中小企業の経営者が安心して老後を過ごせるようにとの思いでそのような構想を思い立ちました。
中小企業の経営者はその会社の株主であることがほとんどです。現在は中小企業の株式には流通マーケットがありませんので売却を前提で保有している方はほとんどいらっしゃらないでしょう。高齢になり会社をたたむ際にもともとの出資金が戻ってくるかなあ、という程度の感覚ではないでしょうか。
そうではなく、会社を第三者にとって買いたいと思わせるものにしましょうということです(ちなみに会社を買うというのは形式的には会社に株式を買うということと同義です)。例えばご自身が65歳の時に5千万円で他の方に買ってもらえたらとてもうれしいと思いませんか。老後を過ごす資金がある程度確保できますので、引退後の心配を減らすことができます。
それには利益を出し続けなければなりません。会社に利益を出す力があれば、「この会社は投資する価値があるな」と第三者が思ってくれるでしょう。利益を出す力を高めれば高めるほどより高く買ってもらえるようになります。
ということは中小企業の経営者に自社の価値を高めようというモチベーションが生まれます。これは今までなかったことではないでしょうか。利益を出し続けるということは当然税金を払い続けるということになりますが、もはやそうなると税金を払うことを恐れなくなります。そうなると税収も潤いますしいいことづくめだと思いませんか。
と、構想はありますが今はまだ妄想の範疇を脱していません。一人で考えているとなかなか限界がありますのでこれを実現するには仲間が必要です。ですからこの構想にご賛同の方はぜひお声がけください。一緒に仕組みを作っていきましょう。よろしくお願いいたします。